(サ ー シ ャ の 日 課)

私の日課を表にしてみました。---でもそれだけではよくわからないと思うので、解説を付けてます。
("室内ハンティング"の極意とテクニックを"0:00 p.m."、"6:00 p.m."、"7:00 p.m."のページに書いたので、特に大型犬のみなさん、参考にしてネ！)

このころになると、ママは、自分の食事の支度を始めます。
---私は一時間以上前に自分のごはんをもらってるけど、もちろん、だまって見てはいられません。

ふつう、犬は、ワンワン吠えておねだりをします---が、それは利口なやり方とはいえません(小型犬のみなさんの場合は仕方ないけど)。
"正しいハンティングの仕方"は、こうです(リビングの場合)。

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---飼い主がソファーに座って食べ始めようとしたら、すかさず正面に行っておすわりをします。そして、まずはしばらくの間、飼い主と食べ物を無言のまま交互に見つめ続けます。

(この、"無言で" というところがポイントです---特に大型犬の場合、吠えるよりずっとインパクトがあります。
まさに、"沈黙は金なり"(?)ですネ)

---それでも飼い主が気がつかなかったら(ふりをしたら)、ひざの上に"お手"をします。
(この時、しばらく前足をのせたままにすると、より効果的です)

---ついでに、(お行儀悪いけど)ちょっとだけよだれをたらすと、より飼い主の注意を引きます(あくまでもちょっとだけ、ネ)。

---飼い主が振り向いてくれたら、しめたものです。---あとは、上目づかいにチロリンとかわいい目で見つめましょう。

成功を祈ります。

---"狩り"の成果が上がっても上がらなくても、夕方のお散歩の時間まではまた"充電"をします。

ママにブラッシングしてもらうこともあるけど、ブラッシングはきらいなので、"アフガン流の抵抗"を試みます。
---つまり、数分たつと、突然無言で立ち上がり、トコトコと部屋のすみに移動してまた"スフィンクス"するわけです。

---でも、ママはあきらめてくれません。---私を追ってきて、またブラッシングの続きをします。

で、結局は、いつも最後までとかされてしまいます。

---"夕刊"なるものを無言で玄関に置いていく怪しい人間を追い払った後は、いよいよ楽しい夕方のお散歩の時間です。

ふつう、散歩コースは人間が決めるものらしいけど、私は自分で決めています。
---もちろん、"こっち行くー"とギーギー引っ張るなんて見え見えのやり方はしません。
---無言で人間を軽く引っ張りながら誘導して歩く---これに限ります(うまくいかないこともあるけど)。

私がかならず通る(通ろうとする)所は、シェルティーを飼っているおじさんの家です。
---おじさんは、自分の愛犬には、"言うこときかないと、ビンタだよ"なんて言うけど(実際にはしないでしょうネ)、私にはジャーキーをくれるやさしい人です。

(以前、おじさんは、シェルティーくんが私にワンワン吠えた時(単なるあいさつだったんだけど)、"やめなさい、勝ち目ないんだから"と言ったものです。
---あとでわかったんだけど、おじさんは、私を男の子とカン違いしてたのです(ママはママで、シェルティーくんを女の子だと思っていたみたいです)

---その後、私は、ピンクのリボンをつけて近所をデモンストレーションさせられました)

こわいピレネー犬とさえ出くわさなければ、散歩は最高！だけど、暑いときやキッチンにおいしそうなものが置いてある時は、話は別です。
---そんな時は、突然、例のごとく無言でピタっと立ち止まり、"私、帰るー"の世界になってしまいます。